主要内容

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MATLABがアクセスできるファイルやフォルダー

MATLABでファイルを検索する場所

ファイルのパスを指定しない場合は,MATLAB®は現在のフォルダーまたは検索パス上でファイルを検索します。現在のフォルダー内の関数は,検索パス上に存在する同じファイル名の関数よりも優先されます。現在のフォルダーを確認するには,コマンドウィンドウで”松材线虫病“と入力します。

MATLABがファイルにアクセスできるようにするには,次のいずれかを行います。

  • 現在のフォルダーをファイルが含まれているフォルダーに変更します。関数cdを使用するか,現在のフォルダーツールバーで別のフォルダーを参照します。

  • ファイルを含んでいるフォルダーを検索パスに追加します。検索パスに加えた変更は、現在の MATLAB セッションに適用されます。変更後の検索パスを今後の MATLAB セッションで再利用するには、変更を保存します。

  • 個々のファイルは,検索パス上のuserpathMATLABフォルダーに格納します。このフォルダーの場所は,関数userpathを実行するとわかります。

検索パスに追加すべきファイルやフォルダー

MATLAB検索パスには,以下を含める必要があります。

  • 実行するファイルが入っているフォルダー。

  • 実行するファイルによって呼び出されるファイルが入っているフォルダー

  • 実行するファイルが入っているサブフォルダー。フォルダーをアクセス可能にしても,そのサブフォルダーはアクセス可能になりません。

(クラス)および+(パッケージ)フォルダー内のファイルの場合は,親フォルダーをアクセス可能にします。詳細については,クラス定義を含むフォルダーを参照してください。

ファイルが複数のフォルダー内にある他のファイルを呼び出す場合,依存関係レポートを作成して,呼び出されるすべてのファイルの場所を特定します。フォルダー内での依存関係を参照してください。

複数のファイルが同一名の場合

MATLABが同じ名前をもつ複数のファイルにアクセスする場合や,ベースワークスペース内の変数またはMathWorks®製品の組み込み関数とファイルが同じ名前をもつ場合に名前の競合が発生します。

名前の競合がある場合,MATLABは以下の優先順位ルールに従います。

MATLABが使用しないファイルは“シャドー”ファイルと呼ばれます。場合によっては,優先順位の低いもう1つのファイルが存在することをMATLABが警告します。

MathWorks製品のファイルの場所

MathWorksが提供する製品のファイルやフォルダーは,matlabroot/工具箱にあります。matlabroot下のファイルやフォルダーは,インストールに重要です。以下に例を示します。

  • matlabroot/工具箱内に個人のファイルやフォルダーを“保存しないでください”

  • matlabroot/工具箱内のファイル,フォルダー,サブフォルダーなどは“変更しないでください”pathdef.mファイルは例外です。このファイルは更新して既定の場所matlabroot/工具箱/本地に保存できます。

MathWorks製品のすべてのツールボックスとファイルの一覧を表示するには,次のコマンドを実行します。

dir (fullfile (matlabroot,“工具箱”))

参考

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