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fix

ゼロ方向への丸め

構文

説明

Y = fix(X)Xの各要素をゼロ方向の最も近い整数に丸めます。この演算は各数値の小数部を削除することにより、Xの数値を整数に効果的に切り捨てます。

  • 正の数値の場合、fixの動作はfloorと同じです。

  • 負の数値の場合、fixの動作はceilと同じです。

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X = [-1.9 -3.4; 1.6 2.5; -4.5 4.5]
X =3×2-1.9000 -3.4000 1.6000 2.5000 -4.5000 4.5000
Y = fix(X)
Y =3×2-1 -3 1 2 -4 4
X = [1.4+2.3i 3.1-2.2i -5.3+10.9i]
X =1×3 complex1.4000 + 2.3000i 3.1000 - 2.2000i -5.3000 +10.9000i
Y = fix(X)
Y =1×3 complex1.0000 + 2.0000i 3.0000 - 2.0000i -5.0000 +10.0000i

入力引数

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入力配列。スカラー、ベクトル、行列または多次元配列として指定します。複素数のXについては、fixは実数部と虚数部を個別に扱います。

fixは、Xの logical 型およびchar型の要素をdouble型の値に変換します。

データ型:single|double|int8|int16|int32|int64|uint8|uint16|uint32|uint64|char|logical
複素数のサポート:あり

拡張機能

バージョン履歴

R2006a より前に導入

参考

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トピック