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imapprox

色の数を減らしてインデックス付きイメージを近似

説明

[Y,newmap] = imapprox(X,map,Q)Q個の量子化された色による最小分散量子化を使用してインデックス付きイメージXと関連カラーマップmapの色に近づけます。imapproxはカラーマップnewmapをもつインデックス付きイメージYを返します。

[Y,newmap] = imapprox(X,map,tol)は、許容誤差tolによる一様量子化を使用して、インデックス付きイメージXと関連カラーマップmapの色に近づけます。

Y= imapprox(X,map,inmap)はカラーマップinmapによる逆カラーマップのマッピングを使用して、インデックス付きイメージXと関連カラーマップmapの色に近づけます。逆カラーマップ アルゴリズムは、mapの色に最も近い色をinmapから見つけます。

___= imapprox(___,dithering)はディザリングを有効または無効にします。

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マンドリルの顔のインデックス付きイメージを読み込みます。220 色の関連カラーマップmapを使用してイメージXを表示します。

figure loadmandrillimage(X) colormap(map) axisoffaxisimage

Figure contains an axes. The axes contains an object of type image.

新しいイメージYとその関連カラーマップnewmapを作成してインデックス付きイメージの色の数を 220 色から 16 色に削減します。

figure [Y,newmap] = imapprox(X,map,16); image(Y) colormap(newmap) axisoffaxisimage

Figure contains an axes. The axes contains an object of type image.

入力引数

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多くの色を含むインデックス付きイメージ。非負の整数の m 行 n 列の行列として指定します。

データ型:single|double|uint8|uint16

インデックス付きイメージXに関連付けられている多くの色を含むカラーマップ。値の範囲が [0, 1] の d 行 3 列の行列として指定します。mapの各行は、カラーマップの各色を構成する赤、緑、青の成分を指定する RGB 3 成分です。

データ型:double

最小分散量子化に使用される量子化された色の数。65,536 以下の正の整数として指定します。返されるカラーマップnewmapQ個以下の色をもちます。

一様量子化に使用される許容誤差。[0, 1] の範囲の数値として指定します。返されるカラーマップnewmap(floor(1/tol)+1)^3個以下の色をもちます。

逆カラーマップのマッピングに使用される少ない色を含むカラーマップ。値の範囲が [0, 1] の c 行 3 列の行列として指定します。inmapの各行は、カラーマップの各色を構成する赤、緑、青の成分を指定する RGB 3 成分です。カラーマップは最大で 65,536 色をもちます。

データ型:double

ディザリングの実行。'dither'または'nodither'として指定します。ディザリングは、空間的な解像度を犠牲にして色の解像度を高めます。詳細については、ditherを参照してください。

'nodither'を選択した場合、imapproxはディザリングを実行しません。代わりに、この関数は元のイメージの各色を新しいカラーマップの最も近い色にマッピングします。

出力引数

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少ない色を含むインデックス付きイメージ。正の整数の m 行 n 列の行列として返されます。newmap(または、指定されている場合はimmap) の長さが 256 以下の場合、出力イメージは、クラスuint8です。そうでない場合、出力イメージは、クラスdoubleです。

データ型:double|uint8

出力インデックス付きイメージYに関連付けられた、少ない色を含むカラーマップ。範囲 [0, 1] の値が設定された c 行 3 列の行列として返されます。newmapの各行は、カラーマップの各色を構成する赤、緑、青の成分を指定する RGB 3 成分です。カラーマップは最大で 65,536 色をもちます。

データ型:double

アルゴリズム

imapproxは、rgb2indを使用して、色が少ない新しいカラーマップを作成します。量子化および逆カラーマップのマッピングの詳細については、rgb2indアルゴリズムを参照してください。

参考

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トピック

R2006a より前に導入