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fprintf

マスク サブシステムのアイコン上に変数テキストを中央揃えで表示する

構文

fprintf(text) fprintf(formatSpec,var)

説明

fprintfコマンドは,書式付きテキストをアイコン上の中心に表示し,varの内容と共にformatSpecを表示することができます。

メモ:

この関数fprintfはそれに対応する MATLAB®関数と名前が同じですが、このページで説明されている機能しか備えていません。

formatSpecは、一重引用符で囲まれた文字ベクトルまたは string スカラーになります。

書式演算子

書式演算子はパーセント記号%で始まり、変換文字で終わります。変換文字は必須です。オプションとして、%と変換文字の間に識別子、フラグ、フィールド幅、精度およびサブタイプ演算子を指定できます (演算子間のスペースは無効です。ここでは読みやすくするためだけに表示されています)。

変換文字

以下の表は、数値データおよび文字データをテキストとして書式設定する変換文字を示しています。

値のタイプ 変換 詳細

整数、符号付き

%dまたは%i

基数 10

整数、符号なし

%u

基数 10

%o

基数 8 (8 進法)

%x

基数 16 (16 進法)、小文字のaf

%X

%xと同じ。大文字のAF

浮動小数点数

%f

固定小数点表記 (小数点以下の桁数の指定には精度演算子を使用)

%e

3.141593e+00などの指数表現 (小数点以下の桁数の指定には精度演算子を使用)

%E

%eと同じであるが、3.141593E+00などの大文字 (小数点以下の桁数の指定には精度演算子を使用)

%g

%eまたは%fをコンパクトにしたもので、後続のゼロなし (有効桁数の指定には精度演算子を使用)

%G

%Eまたは%fをコンパクトにしたもので、後続のゼロなし (有効桁数の指定には精度演算子を使用)

文字または文字列

%c

単一の文字

%s

文字ベクトルまたは string 配列。出力テキストのタイプはformatSpecのタイプと同じ

コマンド

fprintf('Hello');

は、アイコンにテキスト'Hello'を表示します。

コマンド

fprintf('Hello = %d',17);

は、10 進表記法の形式 (%d) で変数17を表示します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入